本育英会は、昭和５５年８月１７日に逝去した実業家故住本保吉の意思に基づき、昭和５６年１月に設立されました。
　同氏は生前、青年男女の健全な成長と日本の将来を背負って立つ人材の育成が何よりも必要であると強く考えておりました。
そのためには社会に有用となる将来有望な青年たちを助成する育英事業に着手したいという意思を持っておりましたが、
志半ばにして世を去りました。
　同氏の志を受け継いだ遺族により、大学の学生を対象とした育英奨学金制度が創設され、ささやかながら青年男女に対する教育の
機会の増進をはかり、令和５年度現在迄に４３期総勢５５３名の大学生に奨学金を支給し、優れた人材を世に送り出しております。